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精心道プラクティス
「チューニング・イン」
Tuning In
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以前にやったことがあってもなくても、プラクティスをはじめる前に一度、以下の説明を通して読むこと。そうすれば途中でノートを参照せずにすむ。もちろん読みながらやってもかまわないが、このプラクティスがほんとうに功を奏すのはノートなしで行ったときである。
このプラクティスは、あなたが何らかの問題をもっているということを仮定している。実際のコースの終了後に、あなたがより理解したいまたは変えたいと思っている、関係や状況、人生における問題があることを想定している。
1) 楽に座る。
2) 「私は〜」で始まる言葉を口に出して言う。
あなたが変えたいと思っているまたはよく理解したいことに意識を向けよう。自分が満足できる結果にすでに到達している自分を思い描き、それを信じよう。その状態でどう自分が感じるかを言葉にする。味わってみよう「人生」を、そして満足のいく成果に到達している自分自身を。例として、もし体重を減らしたいならこう言うだろう「私は健康そのものだ。最適の体重を維持している。そして自分のことが好きだ」。これがあなたにとっての「私は〜」で始まる一文になる。
ここで短い文を言うとき、自分がどうなりたくないのかを描写するような否定文よりはむしろ、すでに自分のゴールを完了した状態でどう感じるか、どう見えるか、どんな感情でいるか、イメージを心に描くこと。これはとても重要だ。適正でない形式の「私は〜」で始まる一文は、「私はもう太りすぎじゃない、いい感じだ」などである。実際、成功をおさめるアスリートは試合の重要な瞬間に「私はもうフィールドのゴールをミスしたりはしない」などとは言わない。そうではなく、自分が肯定的な成果にすでに到達しているとき、何をしていて、どう感じるのかを明言しよう。
(ごく自然に、「私は〜」で始まる一文はプラクティスの途中に変わることがある。または同じテーマを次回にもくりかえすこともある。それでかまわない。いずれにしろ肯定的なかたちで「私は〜」で始まる一文を続けていれば、やがて変化はおとずれる)
一度「私は〜」で始まる言葉を言ったなら、深く3回 呼吸しよう。この呼吸は重要だ。大きくふくらむようにすること。この呼吸のために、充分な時間をとる。
3) 楽に座る。深く呼吸をして、からだの力をぬき、自身にフレンドリーな態度でいよう。[このプラクティスの間じゅう鏡に映る自分を見ながら行うとよりいっそう効果があるが、どうしても必要という訳ではない。ごく普通に壁や窓の外を見ながらでもかまわない]
4) 「私は〜」で始まる一文をもう一度述べる。ゆっくりと目的、意味をこめて、おだやかな声で。3回 深く呼吸する。
5) 鏡を見ながら、 見えているもの3つを述べる(自身以外のもの)。
6) 鏡を見て楽に座りながら、聞こえる3つの音の名前をあげる。3回 深く呼吸する。
7) 鏡を見て楽に座りながら、自分のことで感じるまたは注意がいくこと、3つを述べる。
ここでは「嬉しい」「悲しい」「太ってる」「痩せっぽっち」といったコメントはしないで、むしろ、自分の姿勢、かたむき、からだの動き、もしくは顔にあらわれていることや、からだの内面または表面で感じることがらに注意をむけよう。例として、「私には聞こえている、心臓が打つ音が。私の姿勢は前に曲がっている、私の左目は右目よりも少し開いている」など。
何も修正を加えずに、ただ自分はいまどんなふうなのかに気持ちを向ける。
3回 深く呼吸する。
8) 「私は〜」で始まる一文を再び述べる。
3回 深く呼吸する。
9) 鏡を見ながら、 見ているもの2つを述べる(自身以外のもの)。
3回 深く呼吸する。
10) 鏡を見て楽に座りながら、聞こえる2つの音の名前をあげる。
3回 深く呼吸する。
11) 鏡を見て楽に座りながら、自分のことで感じるまたは注意がいくことを、3つを述べる。
3回 深く呼吸する。
12) 「私は〜」で始まる一文を再び述べる。
3回 深く呼吸する。
13) 鏡を見ながら、 見ているもの1つを述べる(自身以外のもの)。
3回 深く呼吸する。
14) 鏡を見て楽に座りながら、聞こえる1つの音の名前をあげる。
3回 深く呼吸する。
15) 鏡を見て楽に座りながら、自分のことで感じるまたは注意がいくことを、1つを述べる。
3回 深く呼吸する。
16) 「私は〜」で始まる一文を繰り返す。
3回 深く呼吸する。
17) 1〜2分、自分のこころが歩きまわるのにまかせよう。
3回 深く呼吸する。
18) 何でもよいから、このとき、こころに浮かぶことを述べる。
身体的に感情的にどう感じているか、どんな考えであれ自分の心に浮かぶものを述べよう。
1回のプラクティスはこれで完了。この催眠療法をいつでも自分がしたいときにくり返すといい。やがて、気がかりであった問題と自分との“関係”が、時間の経過とともに変わってゆくのに気づくだろう。
(日本語訳:下尾崎 勉)
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